今日は暖かい1日でした。多摩エリアのパトロールも春の陽気で楽しかったです・・・が、心が晴れないのは新型コロナウィルスが原因か・・・それとも震災のあった3月11日だからなのか。
実家が被災地域の ダッズワークスです。
9年前の震災があった時間は、いつもと変わらず八王子市の自宅でWEB制作の作業をしていました。
14時46分に突然地震が発生し、直ぐにいつもの地震とは違うことに気づき、とても家の中にはいることが出来ずに外に飛び出しました。
外から見た自宅(一般的な一戸建て)が想像できないような揺れ方をしてショックでしたね。
地震が落ち着いて部屋に戻りテレビを見ると、あの津波の映像が映し出されました。
ちょっと信じられない映像に、実家に電話したりと情報収集をしました。
特に妻の実家は空撮映像では明らかに津波の被害にあっていて生存が絶望的だと思われましたが、幸い数日後に無事であることが確認できました。
その後、ガソリンスタンドで給油が困難だったり、高速道路が通れなかったりなどすぐに駆け付けることはできませんでしたが、5月になって訪れた妻の実家付近は大変な惨状でした。
ただ、そこで感じたのはリアルなのにリアルではないような、なんとも言えない不思議な感情でした。
目の前にあるのはリアルな惨状なんだけれど、「映画のセット」でもあるようなイメージでした。リアルなのに、リアルだと思うことを否定しているような。。。
大きな船が陸の奥のほうに打ち上げられていたり、ハチャメチャな瓦礫が延々続いたり、と思うと、被害が無かった近隣では日常の生活があったり、なんとも言えない光景を見て、不思議な感情を覚えたんだと思います。
勿論、亡くなられた方や被害に遭われた方が多いし、被害の規模も大きいので残念であり深い悲しみは有りました。
想像の範囲を大きく超えた被害だったのでそのように思えたのかもしれません。
あれから9年経過しましたね。
3月11日14時46分には毎年欠かさず黙祷しています。
風化させることのないように暮らしていかないといけないなと思う今日でした。
おっと、心が晴れないのは申告書類が出来ていないからかも!