夏の終わりの風物詩、24時間テレビを仕事の合間に見ていました。
猛暑の中トライアスロンさせたり、チャリティーと言いつつ偽善だとかギャラが高額だとか色々な意見があるようですね。
ここではその是非については触れませんが。。。
自分が毎年注目しているのは、24時間マラソンの追跡班についてです。
24時間マラソンには番組制作側とは全く関係ない、立場的には視聴者側の追跡班と呼ばれる猛者達がいます。
24時間マラソンを追跡して、その状況を発信するということをしています。
なぜそのようなことがされるようになったかと言うと、過去にマラソン途中で何らかの方法でランナーがワープしてしまいズルしたという噂が立ち、それならばと追跡して不正がないかチェックしよう!ということで始まったらしいです。
で、面白いなと思うところは、その追跡班達はあらゆるデジタルツールを駆使してリアルタイムで情報を発信しているということです。
ある方はTwitterで発信したり、ある方はツイキャス、Ustream、Youtube等でライブ中継したり、ある方はそれらの情報をまとめてGoogleMAPにルートを整理してアップしたり、そしてそれをウォッチする方たちが某巨大掲示板で書き込みしたりということが24時間繰り広げられるのです。
そうして得られる映像は、本放送で他の企画の合間に流れるマラソンの映像より、よりライブ感がある魅力的な映像として発信されます。
更に、一般の人達がこれらの発信された情報をスマホでチェックしつつランナーを追いかけるという構図が出来上がっています。
一昔前では実現できなかった、「デジタルツールを駆使した情報発信と、それを自由に利用する人たち」というこの状況が面白いんですよね。
ビジネスでも、何かを発信しよう!と思ったとき、それを実現するツールと、受け取る側の準備はできている。
あとは実行するだけというこの背中を押された感があって、そういう目線で見るのが面白いんですよね。
やったもん勝ち!みたいなこの世の中と状況。やる気が出てきますね。
お手伝いしますよ!